結婚式で新婦様のウエディングドレスにあわせる
ヘッドドレスのひとつにティアラがございます。
豪華なものから清楚なものまで、さまざまなデザインがあります。
今回は結婚式におけるティアラの由来についてご紹介します。
はるか昔、星空は神々がいらっしゃる聖なる所だと信じられていました。
人々は何か重大なことを決断する際には
星空の下に集まり、誓いを立てていたといわれています。
また、星空の下は愛を誓う場所でもあったそうです。
やがて、星空の下での誓いは室内での儀式で行われるようになりました。
誓いを行う部屋には星空を表す「シャンデリア」がつくられました。
人々はシャンデリアの下で約束を行い、それが神聖化していきました。
人々はシャンデリアの他に
星空に祈りを込めた一つの冠「ティアラ」をつくりました。
ティアラを頭上に頂く戴冠式は
星空の神々から祝福と繁栄を授かる神聖な儀式となりました。
それから結婚式では
誓い・清め・祝福の意味をもつティアラを身につけて
「永遠の約束を結ぶ」という意味合いをもつようになりました。
ティアラにきらきらと宝石がちりばめられていますのは
星空をイメージしているからといわれています。
美しく、そして永遠の約束を意味するティアラはとても素敵だと思います。