結婚披露宴での乾杯で使われる飲み物はシャンパンです。
シャンパンでの乾杯を合図に披露宴が和やかなムードへと変わっていきます。
どうしてシャンパンで乾杯するようになったのかについては
さまざまな由来がございます。
一つはシャンパン発祥の地、
フランスのシャンパーニュ地方にまつわる由来です。
シャンパーニュ地方ではシャンパンの泡には
「幸せ」という意味があると言われています。
実際にシャンパンをグラスに注ぐと、
泡はグラスの中で下から上へと止まることなく流れ続けます。
これには「幸せが下から上へと半永久的に止まることなくずっと続く」
という意味が込められています。
もう一つは乾杯の時の音にまつわる由来です。
ガラス製のシャンパングラスは合わせると「チーン」と音が鳴ります。
この音は悪魔を遠ざける魔除けと考えられており、
悪魔を近づけさせないように音を立てて乾杯します。
さらに、シャンパンをグラスに注いだ時の音にも由来があります。
シャンパンはグラスに注ぐと「パチパチ」と音を立てます。
この音は古くから「天使の拍手」と言われています。
結婚するお二人を天使が拍手で祝福しているようで
とてもロマンティックな由来ですね。
天使に祝福され、幸せが止まることなくずっと続く素敵な由来を持つシャンパンで
お二人とゲストの皆様の幸せを祈り、乾杯しませんか。
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