先日ご紹介しましたウェディングベールと同じく
ドレスにあわせて選ぶものにグローブがございます。
グローブには露出を控える意味に加えて
もう一つ、素敵な意味がございます。
格式のある挙式では肌の露出をおさえるために
丈の長いグローブを用います。
このグローブにはもう一つ、「無垢」の象徴という意味があります。
昔から結婚する前の花嫁は無垢な存在だとされてきました。
そのため、グローブは花嫁を守るものとして使われました。
結婚式で指輪の交換をする前にグローブを外します。
これは「今からあなたのものになる」という
花嫁から花婿に向けての誓いのメッセージです。
また、結婚式で花婿が手にもつグローブは
花嫁を守るための剣の代わりとして持つものだと言われています。
グローブは無垢である花嫁を守るもの、
それを外すことで花嫁から花婿へ誓いを表す、とても素敵だと思います。
一つ一つの小物のもつ素敵なメッセージを大切にしていきたいですね。