結婚披露宴でのご列席の皆様へのサプライズ演出のひとつに花火があります。
ヨーロッパでは16世紀には結婚式で花火を使っていたといわれています。
中国からヨーロッパに花火が伝わったのは13世紀以降で
最初は祝砲の音を大きくして
煙に色がつくようにしたものだったといわれています。
ヨーロッパでは主にイタリアで花火の生産が行われ、
王侯貴族が王の権力を誇示するために
王が主催するイベントで打ち上げていました。
16世紀になるとイングランドで花火の技術が進歩しました。
ヘンリー8世は王室の軍隊に花火師を徴用する決まりを定め
戴冠式や王室での結婚式、誕生日などで
花火を楽しんでいたという記録が残っています。
17世紀にはヨーロッパ各地に花火の学校がつくられました。
イングランドのジェームス1世がデンマークから花火師をよび、
娘であるエリザベスの結婚式を花火で盛大に祝いました。
花火は夏の風物詩であり、夏の結婚式にぴったりだと思います。
ちょっとしたサプライズをしたい方、
また季節感を出したい方におすすめです。